週刊「川柳時評」

2026年9月25日金曜日

曾根毅句集『十翼』

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曾根毅の第二句集『十翼』(東京四季出版)が発行された。 曾根とはけっこう以前から交流があって、俳句・川柳の合同句会である「北の句会」でよく顔を合わせたし、私の主催する「大阪連句懇話会」(第10回、2014年6月)にもゲストとして来てもらったことがある。「現代俳句と現代連句との交流...
2026年9月11日金曜日

『鏡像事変』

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「川柳スパイラル」27号はゲスト作品として南雲ゆゆ、水埜青磁、空野つみき、加那屋こあ、馬場叶羽の句をそれぞれ10句掲載している。1句ずつ紹介する。 この儒艮、マーク・ロスコの黙示では?  南雲ゆゆ いっけな~い!で建立されしプラクラや  水埜青磁 人形に青信号を塗る 剥がす  ...
2026年9月4日金曜日

泉淳夫の戯作

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8月のNHK文化センター梅田教室「はじめまして現代川柳」で「ふあうすと」系の作者、大山竹二と泉淳夫の作品を取り上げた。大山竹二については「大山竹二における人間の探求」という文章を書いたことがあり、『蕩尽の文芸』にも収録されている。また泉淳夫については、石田柊馬の『LPの森/道化師...
2026年8月28日金曜日

寺田寅彦の連句

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今年の国民文化(よさこい高知文化祭2026)は高知県で開催される。「川柳の祭典」は11月1日(日)四万十市しまんとぴあ、「連句の祭典」は11月15日(日)にオーテピア高知図書館で行われ、私は連句の祭典の方に参加予定である。ちなみに高知ゆかりの連句人に寺田寅彦がいて、寅彦が4歳から...
2026年8月13日木曜日

「あつたの杜」連句まつりと三河の俳諧

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「あつたの杜」連句まつりは今年で7回目を迎え、8月2日にイーブルなごやで開催された。6座36人の参加があり、当日の連句作品は熱田神宮に奉納されることになっている。イーブルなごやには川柳の会で行ったことがあるが、連句会に参加するのははじめてである。JR名古屋駅のホームできしめんの店...
2026年2月27日金曜日

連句の諸形式

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国民文化祭・長崎(ながさきピース文化祭2025)「連句の祭典」の入選作品集が届いたので紹介しておきたい。形式は半歌仙で、485巻の応募があった。一般の部、文部科学大臣賞は半歌仙「潮騒」の巻(奈良県、捌・嵯峨澤衣谷)。 潮騒も静寂となりぬ憂国忌  嵯峨澤衣谷  紅葉挟んだ読みかけ...
2026年2月22日日曜日

ココシュカ「風の花嫁」

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マーラーの交響曲はちゃんと聞いたことがないが、「大地の歌」だけはレコードを持っていて繰り返し聞いている。私が持っているのはワルターの指揮ではなくて、バーンスタイン指揮、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団、フィッシャー・ディースカウのバリトン。第6楽章「告別」の最後はこんなふうに終...
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自己紹介

如月和泉
本名・小池正博。川柳人・連句人。句集にセレクション柳人『小池正博集』『水牛の余波』(邑書林)評論集に『蕩尽の文芸―川柳と連句』(まろうど社)がある。
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