週刊「川柳時評」

2026年2月22日日曜日

ココシュカ「風の花嫁」

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マーラーの交響曲はちゃんと聞いたことがないが、「大地の歌」だけはレコードを持っていて繰り返し聞いている。私が持っているのはワルターの指揮ではなくて、バーンスタイン指揮、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団、フィッシャー・ディースカウのバリトン。第6楽章「告別」の最後はこんなふうに終...
2026年2月13日金曜日

須磨における芭蕉と放哉

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「関西連句懇話会」は偶数月の第一日曜に大阪・上本町で開催している。今月2月で第51回になった。5月に須磨寺で連句のイベントを予定していて、その予習を兼ねて、芭蕉の「笈の小文」の須磨の部分と、須磨寺の大師堂で堂守をしていた尾崎放哉について報告をした。 須磨は文学的イメージの濃厚な地...
2026年2月6日金曜日

「オルガン」の10年

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「オルガン」42号に宮本佳世乃が「2015年に『オルガン』を創刊してから、十年が経った」と書いているのを読んだ。もうそんなになるのかと驚いた。「オルガン」はそれぞれのメンバーが結社とは別に自由な個人として集まっている同人誌だ。俳句では「豆の木」、短歌では「外出」など、「オルガン」...
2026年1月30日金曜日

四ッ谷龍の横井也有研究

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四ッ谷龍の編集発行している「むしめがね」26号が届いた。田中裕明をめぐる論考と横井也有についての講演が収録されていて、100ページに及ぶ充実した内容になっている。ここでは也有と連句の方を紹介しよう。 横井也有は俳文『鶉衣』で知られる江戸時代、名古屋の俳人。「百蟲譜」などが有名であ...
2026年1月23日金曜日

宮井いずみ句集『理数系のティーポット』

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1月12日、「文鳥散歩会」主催で宮井いずみ句集『理数系のティーポット』(青磁社)を読む会が大阪・梅田で開催された。司会・まつりぺきん。最初に八上桐子の挨拶があった。「川柳スパイラル」25号に八上桐子は『理数系のティーポット』の句集評を書いている。八上は①リズム感②固有名詞の多さ③...
2026年1月16日金曜日

夏目漱石『行人』の周辺

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1月11日、和歌山城ホールにて「第23回わかやま連句会」開催。今年の初句会である。折から寒波来襲で雪のちらつく一日となった。 まず行きつけの和歌山ラーメン店で昼食。しょうゆラーメンが美味い。寒いので散策はやめて会場に直行する。和歌山城ホールの4階からお濠をはさんで天守閣が見える。...
2026年1月9日金曜日

批評の現在性と歴史性

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元日や晴てすゞめのものがたり 嵐雪 2026年の新春を迎えた。昨年、深川の「芭蕉記念館」に出かけたときに嵐雪ゆかりの要津寺に立ち寄った。元禄四年、駒込より移転して、雪中庵一門の拠点となった寺である。境内に嵐雪墓、雪中庵供養塔、芭蕉百回忌発句塚がある。芭蕉の江戸の弟子のうち其角に...
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自己紹介

如月和泉
本名・小池正博。川柳人・連句人。句集にセレクション柳人『小池正博集』『水牛の余波』(邑書林)評論集に『蕩尽の文芸―川柳と連句』(まろうど社)がある。
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