週刊「川柳時評」

2018年6月29日金曜日

小津夜景『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』

›
小津夜景『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)が好評だ。 昨年、田中裕明賞を受賞した小津の句集『フラワーズ・カンフー』には李賀の漢詩と取り合わせた俳句が掲載されているし、ブログ「フラワーズ・カンフー」にもときどき漢詩にふれた文章がアップされているので、彼女が漢詩につ...
2018年6月17日日曜日

「本の雑誌」から時事川柳まで

›
「本の雑誌」7月号に八上桐子句集『hibi』が紹介されているというので、書店に見に行った。多和田葉子をはじめとする数冊を三省堂書店神保町本店の大塚真祐子が取り上げているのだが、最後に『hibi』についても「言葉の可動域をひろげる希有な作品群」として言及されている。大塚が引いている...
2018年6月2日土曜日

松山と「せんりゅうぐるーぷGOKEN」

›
松山へは二度行ったことがある。 今年の4月29日、松山で開催された「えひめ俵口全国連句大会」に出席した。 前日の28日に松山入りをして、まず子規庵へ。子規が勉強していた部屋が復原してある。境内に展示してある坊ちゃん列車(伊予鉄道の車体)の座席にもしばし座ってみた。 路面電車...
2018年5月25日金曜日

概念は襲う―清水かおりの川柳

›
清水かおりの川柳がすごいと思う。 合同句集『川柳サイドSpiral Wave』は昨年1月に第一巻、9月に第二巻が発行されたが、今年4月に第三巻が出て、文フリ東京などで販売された。第三巻のメンバーは飯島章友・川合大祐・小池正博・酒井かがり・榊陽子・清水かおり・兵頭全郎・柳本々々の...
2018年5月20日日曜日

金襴緞子解くやうに河からあがる(吉村鞠子)

›
「LOTUS」38号が届いた。昨年7月に亡くなった吉村鞠子の追悼号である。もう10ヶ月も経ったのか。 吉村の第一句集『手毬唄』(2014年7月)が出たとき、この時評でも感想を書いたことがある(2014年8月15日)。「LOTUS」の追悼号は「吉村鞠子を送る(追悼文・追悼句)」...
2018年5月11日金曜日

「川柳スパイラル東京句会」と「文フリ東京」

›
5月4日、かねてから行きたいと思っていた町田の武相荘を訪れた。 翌日の「川柳スパイラル東京句会」の打合せのため、小田急・鶴川駅で私と瀬戸夏子・我妻俊樹の三人が合流し、武相荘に向かった。タクシーを降りて竹林を通ってゆくと茅葺屋根の建物が見えてくる。武相荘は白洲次郎・白洲正子の旧邸...
2018年4月27日金曜日

我妻俊樹の短歌と川柳

›
小津夜景のブログ「フラワーズ・カンフー」(4月23日)に『川柳スパイラル』2号の我妻俊樹のゲスト作品について言及がある。小津はこんなふうに書いている。 〈『川柳スパイラル2』をめくったら我妻俊樹の名がありました。我妻俊樹をはじめて知ったのは歌葉新人賞。あの賞では雪舟えま、謎彦...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

如月和泉
本名・小池正博。川柳人・連句人。句集にセレクション柳人『小池正博集』『水牛の余波』(邑書林)評論集に『蕩尽の文芸―川柳と連句』(まろうど社)がある。
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.