週刊「川柳時評」
2017年8月26日土曜日
少年抄―中村冨二の川柳
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1月の「文学フリマ京都」で販売した合同句集『川柳サイドSpiral Wave』に付録として「現代川柳百人一句」(小池正博選)を収録した。そこに中村冨二の次の句を挙げておいた。 美少年 ゼリーのように裸だね 中村冨二 冨二の句としては「たちあがると鬼である」「パチンコ...
2017年8月19日土曜日
意識の底の生卵―内田万貴の川柳
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夏休みでゆっくりしているうちに時評を更新できないまま時間が過ぎてしまった。 俳句では若手俳人のアンソロジー『天の川銀河発電所』(佐藤文香編)が発行前から話題になっており、連動したイベントも予定されているようだが、川柳では特段の動きもトピックスもない。今回は作品本位で内田万貴の川...
2017年7月28日金曜日
現代歌人集会・『フラワーズ・カンフー』を祝う会のことなど
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7月17日 「現代歌人集会in大阪」に行った。 短歌界のことにあまり詳しくないので、漠然と現代歌人の集まりなのだろうと思っていたが、「現代歌人集会」という組織なのだそうで、名古屋以西の歌人の集まりである。結社に無所属でも会員になっている人もいて、鳥居とか虫武一俊も昨年入会して...
2017年7月15日土曜日
最近の短歌表現の変化―「井泉」76号
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夏も本番になり、寝苦しい夜が続いている。七月に届いた諸誌を読みながら暑さをしのごう。 私が現代短歌の動向を知るための情報を得ている短歌誌のひとつに「井泉」がある。創刊号から送っていただいているが、特に〈リレー小論〉のコーナーは重宝している。今月の76号のテーマは「私が注目する...
2017年7月7日金曜日
堤防の裂目へ野菊‐山河舞句の川柳
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「杜人」254号(2017夏)は今年三月に亡くなった同誌の発行人「山河舞句追悼号」である。 舞句(マイク)という号からわかるように彼はプロのアナウンサーであり、赴任地の熊本で肥後狂句に興味をもち、松江で川柳をはじめたという。柳歴40年。1996年「杜人」同人、2007年(213...
2017年7月2日日曜日
夏越の祓‐茅の輪くぐりの向こう側
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NHKのラジオ講座「俳句の変革者たち」が最終回を迎えた。全13回の放送をすべて聴いたわけではないが、テキストは常に手元にあり、講師の青木亮人の語りに聴き入ることがたびたびあった。正岡子規から俳句甲子園まで、青木の話は常に現在の俳句実作者たちの実践と結びついており、しばしば若手俳人...
2017年6月24日土曜日
女性川柳の現在―「カモミール」と「旬」
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カモミール キク科の1種の耐寒性一年草。和名はカミツレ。 「川柳カモミール」第1号を送っていただいた。 八戸市で開催されている「川柳カモミール句会」の句会報として5月に発行された。 女性五人の作品が20句ずつ掲載されていて、清新な感じがする。 飯島章友が「川柳スープレッ...
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