週刊「川柳時評」

2014年1月10日金曜日

蕪村の時代・川柳の時代

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新しい年がスタートしました。今年も「川柳カード」をよろしくお願いします。 年末・年始は比較的ゆっくりと本を読むことができた。芭蕉や蕪村、『柳多留』などの句集を耽読して、川柳の発祥について改めて振り返る機会があった。年頭にあたり、時評というのではなく、少し古典にさかのぼって考え...
2013年12月27日金曜日

俳句Gathering vol.2

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12月21日(土)、神戸・三宮の生田神社会館で「俳句Gathering」が開催された。昨年の同じ時期にスタートしたイベントの第2回目になる。昨年の内容が盛り沢山だったので、今年はやや精選されて三部構成になった。 第一部のオープニングは、宅配アイドルとして関西で活動している「P...
2013年12月20日金曜日

今年の10句

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今年も残り少なくなった。 1年間を振り返って、印象に残っている10句を選んでみた。 今年の10秀というような大げさなものではなく、私にとって愛着のある句を選んでみた。 銅像になっても笛を吹いている     久保田紺 (「川柳カード」3号) 分かりやすい句のように見える...
2013年12月13日金曜日

チャバネゴキブリのチャコ―山田ゆみ葉の川柳

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「川柳カード」4号が11月末に発行された。昨年の同時期に創刊されてから一年が経過。巻頭言で樋口由紀子は歌人・笹井宏之の『八月のフルート』を紹介し、同歌集を出した書肆侃侃房による新鋭短歌シリーズについて触れている。このシリーズはあちこちで取り上げられていて、若手歌人たちの作品を短詩...
2013年12月6日金曜日

ゆく川の流れは絶えず―川柳誌逍遥

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短歌誌「ES」26号が発行された。今号の誌名は「マナ」である。マナ(manna)とは旧約聖書で神が天から降らせた食物で、カナンの地に着くまでの40年間、イスラエルの民の命をつないだという。マナ(mana)という超自然の呪力をあらわす別語もあるらしい。短歌にはこちらの方が関係深いか...
2013年11月29日金曜日

第16回俳句甲子園公式作品集

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俳句甲子園について私はよく知らなかったのだが、今年は「川柳カード」の大会に佐藤文香を招いたり、「大阪連句懇話会」に久留島元に来てもらって俳句甲子園の話を聞いたりしたことがあって、けっこう関心が高まった。『第16回俳句甲子園公式作品集』が11月1日に発行されたので、さっそく注文して...
2013年11月22日金曜日

突進せよ生たまご―松永千秋の川柳

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短歌誌「井泉」54号(2013年11月)に、招待作品として松永千秋の「遊ばない」15句が掲載されている。他ジャンルの雑誌に川柳作品が掲載される機会が増えてきているが、「井泉」は以前から川柳に対して好意的である。 松永千秋は「川柳カード」の同人であり、彼女の作品は『現代川柳の精鋭...
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自己紹介

如月和泉
本名・小池正博。川柳人・連句人。句集にセレクション柳人『小池正博集』『水牛の余波』(邑書林)評論集に『蕩尽の文芸―川柳と連句』(まろうど社)がある。
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